日鉄、最高益5200億円へ 4年3月期

日本製鉄本社が入るビル前の看板=東京都千代田区
日本製鉄本社が入るビル前の看板=東京都千代田区

日本製鉄は2日、令和4年3月期連結業績予想を上方修正し、最終損益が過去最高の5200億円の黒字になる見込みだと発表した。前期は324億円の赤字。新型コロナウイルス禍からの世界的な景気回復を背景に鋼材需要が高く、値上げによる利幅拡大や合理化も奏功する。

日鉄は8月にも最終利益見通しを2400億円から3700億円に引き上げており、上方修正は2度目。売上収益の予想も6兆7000億円と、従来より2000億円積み増した。

一方、9月に関西製鉄所和歌山地区(和歌山市)と瀬戸内製鉄所呉地区(広島県呉市)の高炉を休止しており、3年9月中間連結決算で設備関連損失として813億円を計上した。呉地区は5年9月末に閉鎖予定で、解体費用などを見積もった。