公明に「宣戦布告の必要ない」 維新・松井代表

記者会見に臨む日本維新の会の松井一郎代表=2日午後、大阪市役所(矢田幸己撮影)
記者会見に臨む日本維新の会の松井一郎代表=2日午後、大阪市役所(矢田幸己撮影)

日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は2日、大阪で事実上の選挙協力関係にある公明党について、当面は衆院の大阪選挙区で競合する状況にないとの認識を示した。松井氏は記者会見で「今すぐ宣戦布告する必要はない」と述べた。

維新は10月31日投開票の衆院選で、大阪に19ある選挙区のうち公明が候補者を擁立した4選挙区を除く15選挙区で全勝。国政では自民党と連立与党を構成する公明だが、大阪では維新との関係を重視している。

松井氏は大阪府市の両議会で公明と協力関係にあるとし、「戦うにも大義がいる」と指摘。その上で、「共産党と公明党などが議席を争う3、5、6区は白票が多い。選択肢がないという声を受け止めるのも政治の役目だ」とし、将来的な激突は否定しなかった。

公明府本部幹事長の土岐恭生(とき・やすお)市議は2日、記者団に「国は自公で連立。地方は地方で是々非々で臨む」と述べた。