千葉・柏市長選、野党系の太田元衆院議員が当選 初の女性市長に

柏市長初当選を万歳で祝う太田和美氏=1日午前3時すぎ、千葉県柏市柏の太田氏の事務所(江田隆一撮影)
柏市長初当選を万歳で祝う太田和美氏=1日午前3時すぎ、千葉県柏市柏の太田氏の事務所(江田隆一撮影)

任期満了に伴う千葉県柏市長選は10月31日に投開票が行われ、無所属新人で元衆院議員の太田和美氏(42)が、いずれも無所属新人で元県議の中沢裕隆氏(51)、元市議の山下洋輔氏(43)、元市議の村田章吾氏(42)の3氏を破って初当選した。太田氏は柏市初の女性市長。前回4年前に続く衆院選との同時選挙で投票率は54・43%、当日有権者数数は35万1573人。

今期で退任する秋山浩保市長の後任を決める選挙で、市立病院建て替えの是非などが争点だった。

開票作業は1日未明までずれ込み、同日午前3時前、当選確実の連絡が柏市柏の太田氏の事務所に届いた。太田氏は「多くの人の願い、思いを胸に刻んで市政を刷新したい。市民に寄り添う市政を使命感を持って実現する」と挨拶。具体的な政策としては新型コロナウイルス対策で、「医療体制の再構築を進め、新型コロナ第6波に備える。命と暮らしを守る」と述べた。このほか、市立病院を早急に建て替え、給食センター計画を中止し、自校方式を守る方針を強調。支援者、選挙ボランティアと万歳をして初当選を祝った。

10月24日に告示された選挙選で太田氏は、立憲民主党県連、共産党、れいわ新選組など反自民勢力の支持を受けた。秋山市長の後継だった中沢氏は、自民党や公明党の支援を受けたが、及ばなかった。山下氏と村田氏も改革を訴えて追い上げたが届かなかった。

太田氏は1日、市役所で榊隆夫市選挙管理委員会委員長から当選証書を受け取った。任期は21日から。

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