自民・中野氏、立民・小宮山氏との激戦制す 埼玉7区

中野英幸県議
中野英幸県議

31日に投開票された衆院選で、埼玉7区では、自民党新人で元埼玉県議の中野英幸氏(60)が、立憲民主党前職で党代議士会長の小宮山泰子氏(56)、日本維新の会新人で元貿易会社員の伊勢田享子氏(44)の2人を破り、初当選を確実にした。

選挙戦は中野、小宮山両氏の対決を軸に展開され、自民、立憲民主両党ともに接戦区の一つと位置づけて幹部らを投入した。

中野氏は県議時代からの地盤である埼玉県川越市を中心に浸透を図り、与党支持層を手堅くまとめて激戦を制した。前回選で候補を立てた共産党が擁立を見送ったため、野党共闘勢力の統一候補として臨んだ小宮山氏を相手に厳しい戦いを強いられたが、組織力をフル稼働させて逃げ切った。

当選が確実となったことを受け、中野氏は1日未明、川越市の事務所で「地方が主役となる、中小企業や農業者が対象の成長戦略を作りたい」と支持者に意気込みを述べた。

小宮山氏は政権批判票を堅調に取り込んで競り合ったが、悲願の選挙区勝利はかなわなかった。(中村智隆)