衆院議長、細田氏で調整 政府・与党

細田博之氏
細田博之氏

政府・与党は、岸田文雄首相(自民党総裁)を第101代首相に選出する特別国会を11月10日にも召集し、大島理森氏の後任の衆院議長に、自民党細田派(清和政策研究会)を率いる細田博之元幹事長(77)を充てる方向で調整を進めている。

首相は第2次政権発足後、新型コロナウイルス禍に対応した追加経済対策や、成長と分配の双方に目配りした「新しい資本主義」に向けた政策の裏付けとなる令和3年度第1次補正予算案の編成に着手し、年内に成立させる構えだ。その後も1月召集の通常国会で4年度予算案の審議が控えており、岸田内閣の閣僚の答弁能力が問われる機会となる。

対する野党は、通常国会閉会後の参院選をにらみ、攻勢を強めるのは必至で、首相らが野党の追及にどう対処するのかが試されることになる。

首相は第2次政権でも現政権の陣容を維持する考えで、高木毅国対委員長も続投が見込まれる。引き続き最大野党となる見通しの立憲民主党や、大幅に議席を増す日本維新の会などを相手に高木氏がどういう交渉を展開するのか、特別国会が最初の関門となる。