岸田政権は指導力発揮を 経団連の十倉会長

「衆院選2021」衆院選挙の当選確実が出た候補者の名前にバラの花をつける岸田文雄首相=10月31日午後、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)
「衆院選2021」衆院選挙の当選確実が出た候補者の名前にバラの花をつける岸田文雄首相=10月31日午後、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

衆院選で自民、公明の与党が獲得した議席が半数を超え、絶対安定多数も確保したことを受け、経団連の十倉雅和会長は1日未明、「国民の強力な信任を受けた岸田政権には、国内外に山積する諸課題に強力なリーダーシップを発揮し、迅速に取り組んでもらいたい」とのコメントを発表した。経団連は自民党支持を明確にしていた。

十倉氏は、新型コロナウイルスの感染拡大を抑え、ウィズコロナの社会経済活動の活性化が喫緊の重要テーマだと強調。温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現やエネルギー政策の再構築も課題に挙げた。

経済同友会の桜田謙悟代表幹事は、岸田文雄首相が掲げてきた「新しい資本主義」の実現に向けた取り組みが継続されると歓迎した。その上で「従来の成長戦略の延長線上で、数カ月で答えを出せる課題ではない」と指摘し、財政や社会保障、経済安全保障などで腰を据えた議論を求めた。