秋篠宮ご夫妻は1日、赤坂御用地にあるお住まいの宮邸(東京都港区)で、独立行政法人国立印刷局の創立150年記念式典をオンラインで視聴し、東京工場(北区)を画面越しに視察された。
秋篠宮さまは式典にビデオメッセージを寄せ、同局が日本銀行券の製造などの事業を通じ、経済の発展と国民生活の安定に貢献してきたとして、「皆様が日々士気高く丁寧な仕事をされていることが、人びとが安心して暮らせる社会を築く礎の一つになっている」と関係者をねぎらわれた。
宮内庁によると、ご夫妻は紙幣の主要な製造工程をご覧に。「工芸官」と呼ばれるお札の絵などをデザインする専門職員の高い技術に関心を示されていたという。