首相側近の村井氏、議席守る 埼玉1区

衆院埼玉1区で当選が確実となり、万歳三唱をする自民党前職の村井英樹氏(左から2番目)=1日午前、さいたま市緑区(深津響撮影)
衆院埼玉1区で当選が確実となり、万歳三唱をする自民党前職の村井英樹氏(左から2番目)=1日午前、さいたま市緑区(深津響撮影)

31日に投開票された衆院選で、埼玉1区では、自民党前職で首相補佐官の村井英樹氏(41)が、立憲民主党元職で元財務副大臣の武正公一氏(60)との競り合いを制して議席を守った。

村井氏は岸田文雄首相(自民党総裁)の側近の一人で、先の自民党総裁選では政策立案の面から勝利を支えた。

さいたま市緑区の村井氏の事務所では、1日未明に当選確実の一報が入ると、支持者が総立ちになって歓声をあげた。事務所に姿を見せた村井氏は「心から感謝申し上げたい」と謝辞を述べた。

武正氏は、野党共闘勢力の統一候補として政権批判票をまとめた。枝野幸男代表、安住淳国対委員長ら党幹部の応援も受けて村井氏に迫ったが、選挙区での勝利は果たせなかった。

村井、武正両氏の競り合いが熱を帯びる中、日本維新の会新人で元埼玉県和光市議の吉村豪介氏(40)ら他の3候補は埋没し、浸透を図ることができなかった。(深津響)