ななつ星、米旅行誌で首位 JR九州豪華寝台列車

九州を周遊する豪華寝台列車「ななつ星in九州」が、米有力旅行誌「コンデナスト・トラベラー」の2021年の読者投票で列車部門の1位に選ばれた。JR九州によると、ななつ星がトップに選ばれるのは初めてで、20年の7位から首位に躍進。21年の上位15列車に日本勢で唯一入った。

ななつ星は13年10月に運行開始。7両の客車は木材を多用した高級感のある内装で、佐賀県の有田焼の洗面鉢といった伝統工芸を採用している。博多駅(福岡市)を発着して名所を巡る3泊4日のコースや、福岡と佐賀、長崎、熊本、大分各県を走る1泊2日のコースがある。

JR九州によると、新型コロナウイルス感染拡大前の昨年2月末までに海外34カ国・地域の累計2383人がななつ星を利用した。今年10月に募集した22年3~6月出発分では、海外からの応募も受け付けた。同社は「新型コロナ禍が落ち着き、海外の顧客もななつ星の旅を楽しんでもらえるようになることを期待している」と話す。

2位は北米西部を走り、ロッキー山脈周辺の景色を楽しめる観光列車「ロッキーマウンテニア」、3位はオーストラリアの長距離列車「ザ・ガン」がそれぞれ選ばれた。(共同)