深夜会食、暴行…衆院選で不祥事組に明暗

支援者を前に敗戦の弁を述べる無所属の松本純氏=10月31日午後8時36分、横浜市磯子区(橘川玲奈撮影)
支援者を前に敗戦の弁を述べる無所属の松本純氏=10月31日午後8時36分、横浜市磯子区(橘川玲奈撮影)

今回の衆院選には、不祥事により選挙前に離党を余儀なくされた候補者らも再起をかけて臨んだが、明暗が分かれた。

新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言下の1月、東京・銀座のクラブを深夜に訪れ、自民党を離党した松本純元国家公安委員長は神奈川1区から無所属で出馬。安倍晋三元首相や麻生太郎副総裁らが応援に駆け付たが、立憲民主党の前職に2万票以上の差をつけられて落選した。

一方、松本氏と一緒に銀座のクラブを訪れて自民を離党し、奈良3区から無所属で出馬した田野瀬太道氏は、2位に8万票以上の大差で圧勝。党は10月31日付で追加公認した。

元秘書への暴行罪で罰金20万円の略式命令を受け、昨年10月に党を離党した石崎徹氏は日本維新の会に転じ、新潟1区で出馬。当選した立民前職に10万票以上及ばず比例代表での復活もならなかった。

北朝鮮による拉致被害者について「生きている人はいない」などと発言し立民から公認を得られなかった生方幸夫氏は無所属で千葉6区から出馬し、自民前職に5万票以上の差をつけられて落選した。