銀座クラブ訪問の松本純氏が落選確実「軽率な行動、生涯背負う」

支援者を前に敗戦の弁を述べる無所属の松本純氏=31日午後8時36分、横浜市磯子区(橘川玲奈撮影)
支援者を前に敗戦の弁を述べる無所属の松本純氏=31日午後8時36分、横浜市磯子区(橘川玲奈撮影)

緊急事態宣言中だった今年1月、深夜に銀座のクラブを訪れて自民党を離党処分となり、無所属で出馬した神奈川1区の前職、松本純氏(71)は落選が確実となり、不祥事の「ツケ」を、議席で払うことになった。

当選7回、官房副長官や国家公安委員長など要職を歴任した松本氏。選挙戦は安倍晋三元首相ら自民党幹部が応援に駆け付ける中、おわび行脚に徹してきた。

横浜市磯子区の選挙事務所では、支援者らがテレビの開票速報を見守ったが、午後8時2分ごろ、立憲民主党の前職、篠原豪氏(46)の「当選確実」の一報が流れると、「えー」という驚きの声が上がった。

午後8時半ごろ、事務所に姿を見せた松本氏は、「結果を真摯(しんし)に受け止める。皆さまには、私の軽率な行動で多大なるご迷惑をおかけした。申し訳ない」と頭を下げた。

銀座クラブ問題については、「生涯背負っていく」と述べ、「影響は大いにあった。有権者からのご批判を受け止め、対応していたが、十分ではなかった」と話した。

今後については「謙虚に再出発する」と述べたが、具体的な進退については「私だけでは判断できない」と明言を避けた。終始、厳しい表情だった松本氏はわずか6分で事務所を去った。