仏大統領、インド太平洋の首脳と相次ぎ会談 AUKUS後、仕切り直し探る

フランスのマクロン大統領(ロイター=共同)
フランスのマクロン大統領(ロイター=共同)

【ローマ=三井美奈】フランスのマクロン大統領は30日、20カ国・地域首脳会議(G20サミット)会場のローマで、インドのモディ首相、インドネシアのジョコ大統領、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領とそれぞれ会談した。米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」創設後も、フランスがインド太平洋で友好国との関与を深め、地域戦略を進める構えを示した。

仏大統領府によると、マクロン氏はモディ氏との会談で、インド太平洋戦略での協力を確認。近くパリで両国の対話を実施することも決めた。マクロン氏はジョコ氏との会談後、ツイッターで「インドネシアはパートナーであり、カギとなる対話相手」と発信。文氏との会談では、インド太平洋の繁栄と安定に向けて連携することで合意したと明らかにした。

マクロン氏は29日にはバイデン米大統領と会談し、AUKUS創設で悪化した対米関係の修復に動いた。