宮城知事選、村井氏が5選確実 原発再稼働や病院再編「自信持ち進める」

5選を確実にし、報道陣の要請でマスクを外して満面の笑みで応える村井嘉浩氏=31日、仙台市宮城野区(村山雅弥撮影)
5選を確実にし、報道陣の要請でマスクを外して満面の笑みで応える村井嘉浩氏=31日、仙台市宮城野区(村山雅弥撮影)

任期満了に伴う宮城県知事選は31日、投開票が行われ、無所属現職の村井嘉浩氏(61)が、無所属新人で医師の長純一氏(55)を破り、5選を確実にした。新型コロナウイルス対策のほか、県が検討している仙台医療圏の4病院の再編などが争点になったが、村井氏は高い知名度を背景に東日本大震災からの復興など4期16年間の実績を訴え、支持を広げた。

当選確実の一報を受け、仙台市宮城野区の選挙事務所に姿を現した村井氏は「原発、水道、4病院といった世論が分かれる問題を現職として逃げることなく政策の柱に据えて訴え、厳しい選挙となったが、県民の審判が下ったので自信をもって正々堂々と進めたい」と述べ、東北電力女川原発2号機再稼働や4病院再編を従来の方針通り進める考えを示した。

選挙戦で村井氏は、新型コロナ対策の強化や4病院再編のほか、出産や子育て支援の拡充などをアピール。自民党、公明党県組織の支援、支持を受けたほか、全県議の約7割の後押しもあり、選挙戦を優位に進めた。

長氏は共産党など野党系県議の支援を受け、現県政への批判票の結集を図ったが、及ばなかった。