野党共闘の象徴、立民・吉田氏が初当選確実 東京8区

東京8区で当選確実となり、支援者に応える立憲民主党の吉田晴美候補=31日午後、東京都杉並区(桐山弘太撮影)
東京8区で当選確実となり、支援者に応える立憲民主党の吉田晴美候補=31日午後、東京都杉並区(桐山弘太撮影)

東京8区で野党統一候補として戦った立憲民主党新人の吉田晴美氏(49)。東京都杉並区内に構えた事務所に午後8時ごろ、「当選確実」の一報が伝えられると、支持者らが喜びを爆発させた。約15分後に姿を見せた吉田氏は「区民の皆さまの思いと勇気をいただき、ともに歩ませてもらった日々に心から感謝します」と述べた。

東京8区は自民党の幹事長も務めた重鎮、石原伸晃氏(64)が無敗を誇り、「石原王国」と呼ばれてきた。11期目を目指す石原氏に対し、野党側は共産党とれいわ新選組が候補者擁立を見送り、吉田氏を統一候補とすることで、政権批判票の集約に成功。教育の無償化なども訴え無党派層にも浸透を図り、選挙戦を有利に進めた。

吉田氏は「前回の選挙から野党共闘を訴える市民の声はあり、今回ようやく実現できた。出馬を取り下げられた共産党、れいわ新選組の方々に心からの敬意と感謝を申し上げる」と支援者の前で強調した。