犯罪最前線

アダルト商品丸見え「まんだらけ」摘発の舞台裏

ある捜査関係者は「難しいのは『専(もっぱ)ら』という言葉だ」と語る。風営法によるアダルトショップの規定は「『専ら』、性的好奇心をそそる物品を販売する店舗」とされる。そのため、通常の商品が主で、一部アダルト商品も販売している書店やビデオ店などはアダルトショップと認定されず、禁止区域は適用されないという。

まんだらけ側は禁書房を、ブロードウェイ内の他のまんだらけ店舗も入れた「中野店」の一部分と位置づけていたが、禁書房が他店舗と接していないことから、この主張は認められなかった。

捜査関係者は「『専ら』は具体的にどの程度を指すのかが決まっているわけではないが、今回の件は明らかに法に違反していた」と強調する。

一方、捜査関係者は「アダルトコンテンツを全否定しているわけではない」とも話す。ただ、治安の維持のために風営法の順守が必要とし「ルールを守っている店が大半だ。しっかりと法にのっとり営業することが必要だ」と訴えている。(根本和哉)