区間賞5人の名城大、早くも史上初の6連覇に意欲

1位でゴールし、胴上げされる名城大のアンカー増渕。5連覇を果たした=10月31日、仙台市
1位でゴールし、胴上げされる名城大のアンカー増渕。5連覇を果たした=10月31日、仙台市

5連覇を示すように、アンカー増渕が左手の手のひらを大きく広げてゴールテープを切った。31日行われた全日本大学女子駅伝で、名城大は中継所で一度もトップを譲ることなく、2位の大東大に2分36秒の大差をつける圧勝劇。米田監督は「今できる最高の駅伝ができた」と選手たちをたたえた。

高松、和田の4年2人を2区と3区に配置し、作戦通りに前半で後続を引き離した。6区間中、5人が区間賞で3人が区間新。主将の和田は「自分は夏まで思うように走れなかったけど、日本一のチームの主将にふさわしい走りができた」と笑顔を見せた。

最長区間の5区を昨年まで4年連続で走った加世田が卒業し「5区を走る選手がいない状態から始まった」と米田監督。そんな中、3年の小林が7月に1万メートルで日本学生新記録をマークし、エース区間を勝ち取った。小林の快走が刺激になり、夏合宿でも4年のメンバー入りが危ぶまれるほど下級生のタイムも上がってチーム力が増した。

1位でゴールする名城大のアンカー増渕=10月31日、仙台市
1位でゴールする名城大のアンカー増渕=10月31日、仙台市

5連覇はまだ通過点にすぎない。小林は「自分は区間賞を取れなかったので、来年はもっといい走りをして、史上初の6連覇を目指したい」。新たな歴史を刻むため、次の一歩を踏み出す。 (丸山和郎)