中ロ外相が会談、米主導の新枠組みへ対応協議

ロシアのラブロフ外相(ロイター)
ロシアのラブロフ外相(ロイター)

ロシアのラブロフ外相は30日、20カ国・地域首脳会議(G20サミット)開催中のイタリア・ローマで中国の王毅国務委員兼外相と会談した。東南アジア地域における「安全保障や安定を侵食する新しい枠組み」などについて検討した。ロシア外務省が発表した。米英豪の新たな安保枠組み「AUKUS(オーカス)」などを念頭に対応を協議したとみられる。

米国はオーカスに加え、日豪印との枠組み「クアッド」で、重層的な中国包囲網を構築。中国が警戒感を強めているほか、ロシアは地域の安定を崩すとしてオーカスに反対の姿勢を示している。

両外相は、欧米による「民主主義の基準を決めようとする試みや独立国家への内政干渉」についても話し合った。「両国の立場が一致した」としており、欧米に対抗していくことを確認したとみられる。

また、イスラム主義組織タリバンが実権を握ったアフガニスタン情勢などについても協議した。(共同)