花田紀凱の週刊誌ウォッチング

(846)眞子さま会見、やらない方がよかったのでは

記者会見に臨まれる秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまと、小室圭さん=26日午後2時、東京都千代田区(納冨康撮影)
記者会見に臨まれる秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまと、小室圭さん=26日午後2時、東京都千代田区(納冨康撮影)

記者が質問もできないあんな会見なら、むしろやらない方がよかったのではないか。小室圭氏と母親の疑惑については、結局、何ひとつ納得できる答えはなかった。眞子さまご結婚に関して、宮内庁の責任は重い。

新聞社系と雑誌社系、週刊誌の対応はきれいに分かれた。雑誌社系は批判的。

『週刊文春』(11月4日号)は「眞子さん小室さん『世紀の会見』全真相」で、皇室ジャーナリストの神田秀一氏(元テレビ朝日宮内庁担当)が怒る。

<「眞子さんは会見で『誤った情報が謂れのない物語となって広まった』と述べた。しかし、今回の質問は多くの国民が疑問に思っていることを尋ねたもの。それすら拒絶し、会見での質疑応答を拒否されてしまえば、われわれは尚更、事実を知る手がかりを失ってしまうことになります」>

『週刊新潮』(11月4日号)「『小室眞子さん・圭さん』質疑拒絶の全裏側」でも佐藤綾子ハリウッド大学院大学教授が、こう指摘。

<小室さんは眞子さんに責任を負わせて、安全地帯に逃れたと思われても仕方ありません>

<これまでの報道を〝誤った情報〟や〝誹謗(ひぼう)中傷〟と非難しながら、記者から反論のチャンスを封じてしまっている。やはり割り切れない思いを抱かれた方も少なくなかったのでは>

小田部雄次静岡福祉大学名誉教授も、

<国民からの批判が筋違いだというのなら、せめて小室さんが一人で応じるべきでした>

お祝いムードの典型は、『週刊朝日』(11・5増大号)。加藤登紀子(歌手)、倉田真由美(漫画家)、多賀幹子(ジャーナリスト)氏らの「歯の浮くような」祝辞。

『サンデー毎日』(11・7)では森暢平成城大教授が、今週も〝小室ベッタリ〟ぶりを発揮。

<(400万円借金問題が)解決に至らなかったさらなる要因は、歪(ゆが)んだ世論の存在><小室さんはこの問題で、何の責任も負っていない>

いよいよきょうは総選挙の投票日だ。

(月刊『Hanada』編集長)