春高バレー

山梨県予選 男子は日本航空が20連覇、女子は帝京三が2年連続V

優勝を決め笑顔の日本航空の選手ら=10月31日、甲府市小瀬町の小瀬スポーツ公園体育館(平尾孝撮影)
優勝を決め笑顔の日本航空の選手ら=10月31日、甲府市小瀬町の小瀬スポーツ公園体育館(平尾孝撮影)

「春の高校バレー」として行われる第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会(産経新聞社など主催)の出場権をかけた山梨県予選は31日、甲府市小瀬町の小瀬スポーツ公園体育館で、男女の決勝が行われ、男子は日本航空が駿台甲府を破って20年連続20度目の全国大会出場を決めた。女子は帝京三が日本航空を下して、2年連続3度目の全国切符を手にした。全国大会は、東京体育館(東京都渋谷区)で来年1月5日に開幕する。

【男子】

日本航空は、多彩な攻撃で安定した戦いを見せ、駿台甲府を寄せ付けず、ストレート勝ちした。6月に起きた校内での新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)発生で、インターハイ予選を断念せざるを得なかったが、高いモチベーションを維持し、今回の山梨県予選では、1セットも落とさず、全国大会への出場権を獲得した。

1年生からエースとして活躍してきた前嶋悠仁主将が決勝でもポイントゲッターとなったほか、セッターの樋口響選手が多彩なトス回しで攻撃を組み立てた。月岡裕二監督は「全国大会に向け、パワー負けしないように守りを磨き、日本航空のテンポあるゲーム展開で挑みたい」と語った。

【女子】

第1、2セットは帝京三が高さに勝る日本航空を終始リードした。特にセッターを2人置くシステムで、レシーブが乱れてもアタックしやすいトスを上げることができていることで、コートの幅を広く使い攻撃を優位に進めた。第3セット中盤は日本航空が猛攻を仕掛けたことで、先行を許したが、帝京三は粘り強くレシーブし、これを攻撃につなげ、終盤に一気に逆転。ストレート勝ちで優勝を決めた。

武居佑李菜主将は「インターハイでベスト16に進出したプライドを持って戦えた。第3セットも誰一人気持ちで負けておらず、優勝につながった」と振り返る。依田哲也監督は「平均身長は161センチぐらいで、全国大会出場ではかなり小柄なチームだ。でも、そういった身長でも戦えることを証明し、小さい選手にも夢と希望を与えるように戦い、(全国大会で)ベスト8を目指していく」と抱負を語った。