31日に投開票が行われた衆院選で、同日開かれた会見に出席した日本維新の会の吉村洋文副代表は、本拠地の大阪府に隣接する兵庫県の選挙区でも、擁立した候補が善戦した状況について、「大阪の改革実績が少しずつ浸透している」としながらも、「まだまだ不十分。もう一歩行くため、小さなことを兵庫の地方議員が積み上げなければならない」と訴えた。
兵庫県では7月の県知事選で、維新の推薦を受けた元大阪府財政課長、斎藤元彦氏が初当選。松井一郎代表は斎藤氏の知事就任が今回の衆院選へ及ぼした影響について、「(斎藤氏は)知事になり、兵庫で自らの身を切る改革を実現している。大阪で一緒に働き、(同じ)スピリッツを持つ人が知事になってくれたのはプラスだ」と述べた。