台湾外交部長、ブリュッセルで欧州議員と会談 G20前のローマ会合にもオンライン出演

台湾の呉釗燮外交部長(中央通信社=共同)
台湾の呉釗燮外交部長(中央通信社=共同)

【ローマ=三井美奈】台湾の呉釗燮(ご・しょうしょう)外交部長(外相に相当)は29日、欧州連合(EU)本部のあるブリュッセルで欧州議会やベルギー国会の議員と会談した。

台湾の外交部の発表によると、EUと台湾による投資協定締結の構想が話し合われ、国連機関への台湾参加の必要性も話題になった。

また、呉氏は同日、20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の開催を前にローマで開かれた各国議員会合にオンラインで出席した。

ロイター通信によると、呉氏は「共産党主導の中国の台頭は、世界の民主主義に対する決定的な挑戦だ」と訴えた。中国が台湾への軍事威嚇を強めることにも触れ、「われわれは断固として自衛する」と述べた。

会合は、日米欧などの国会議員で作る「対中政策に関する列国議会連盟」(IPAC)が開催し、中国の人権問題が話し合われた。

呉氏はチェコやスロバキアなど欧州諸国を歴訪している。