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産経抄

10月30日

「功遂げ身退(しりぞ)くは、天の道なり」。二千数百年前の中国の思想家、老子が言う通り、一応の仕事を成し終えたら、身を引いて後進を見守るのが古来理想的だろう。とはいえ、その分野に一家言もつだけに、なかなか口出しせずにはいられない。政治家は特にそういう手合いが目立つ。

▼自民党の山崎拓元副総裁は27日、立憲民主党前職の大阪府の選挙区に赴き、応援演説を行い投票を呼びかけた。立民前職はユーチューブに山崎氏との対談動画も投稿しており、山崎氏は広告塔の役割を果たした。同区には自民前職もいるのに、理解に苦しむ言動である。

▼自民党大阪府連は早速、28日に山崎氏の除名処分を求める上申書を党本部に提出した。これだけでも前代未聞の珍事だが、影響はそれだけにとどまらない。山崎氏は福岡県の地元選挙区では、前職の選対本部長を務めている。地元前職の戦いにも影を落としかねない。

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