衆院選新潟選挙区 16候補が最後の訴え

第49回衆院選は31日、投開票が行われる。新潟県内では、6つの選挙区に計16人が立候補。各候補者は新型コロナウイルス対策や自公連立政権の是非を争点に短期決戦を戦い抜いた。県内屈指の激戦区となった新潟4区を中心に、投開票日前日の〝最後の戦い〟を追った。

4区は、6期18年の実績を持ち、選挙区内に強固な後援会組織を張り巡らせている立憲民主党前職の菊田真紀子氏(52)と、大票田の三条市で市長を務めた自民党新人の国定勇人氏(49)が激突。選挙戦最終日は、菊田、国定両氏とも選挙区内をくまなく回った。

両氏が2時間違いで街頭演説を行った田上町。菊田氏が「与野党が拮抗(きっこう)すれば政界の膿(うみ)を洗い流すことができる。自民に代わる選択肢を提供する」とアピールすれば、国定氏は「田上町そして新潟県の未来を切り開けるのは国定だけ。私にみなさんの夢を託してほしい」と訴えた。

両候補とも午後8時前、三条市内の選挙事務所前で最後の演説を行い、12日間の選挙戦を終えた。

4区と同様、競り合いの6区では、立民新人の梅谷守氏(47)と自民前職の高鳥修一氏(61)が最後に大票田・上越市を回り、打ち上げを行った。無所属新人の神鳥古賛(こさん)氏(53)も戦いを終えた。

1区では、三つどもえの戦いを演じた日本維新の会元職の石崎徹氏(37)と自民新人の塚田一郎氏(57)、立民前職の西村智奈美氏(54)が新潟市中央区の新潟駅周辺で最後の訴えを行った。

2区では、国民民主党新人の高倉栄氏(50)が弥彦神社(弥彦村)の鳥居前で、自民前職の細田健一氏(57)と共産党新人の平あや子氏(41)は大票田・柏崎市内の商業施設でそれぞれ選挙戦を締めくくった。

3区は新発田市での得票が勝敗を左右。今回を含め4度目の対決となる立民前職の黒岩宇洋(たかひろ)氏(55)、斎藤洋明氏(44)はともに同市を中心に活動した。

首長経験者3人が戦った注目の5区。前の県知事で無所属新人の米山隆一氏(54)と元長岡市長で無所属新人の森民夫氏(72)、元県知事で自民前職の泉田裕彦氏(59)は長岡市の長岡駅前などで最後の訴え。熱気冷めやらぬ中で短期戦を終えた。

有権者はどのような審判を下すのか。各候補は固唾をのんで開票状況を見守ることになる。