G20、感染対策で作業部会 財務会合、ワクチン加速

先進国に新興国を加えた20カ国・地域(G20)の財務相と保健相は29日、ローマで会合を開き、将来の感染症拡大に備え、財務当局と保健当局による作業部会設置で合意した。途上国への新型コロナウイルスワクチンや医療物資の供給を加速することを確認。30日に開幕する首脳会議(G20サミット)に報告する。

会議終了後には声明を公表し「新型コロナウイルスの危機から学んだ教訓をもとに、将来の保健危機への強靱(きょうじん)性を高める」と強調。作業部会は年末までに始動し、事務局設置と当面の作業工程の策定に取り組む。

会議に日本からは後藤茂之厚生労働相がオンラインで、財務省の神田真人財務官は現地で対面参加。神田氏は終了後の記者会見で「平時から財務、保健当局の協力について協議する場ができた。今までできなかったような議論が期待できる」と作業部会設置を歓迎した。(共同)