首里城火災2年に復興祭 琉球王朝の風、再建期待

首里城復興祭に登場した国王と王妃役=30日午後、那覇市の首里城公園
首里城復興祭に登場した国王と王妃役=30日午後、那覇市の首里城公園

首里城(那覇市)の正殿など6棟が全焼した2019年の火災から31日で2年。首里城公園では再建への機運を高めようと30日、復興祭が開幕した。きらびやかな赤い衣装をまとった国王と王妃役が登場し、琉球王朝時代の雰囲気に包まれた。公園では「見せる復興」が進み、訪れた人からは「次世代に歴史を伝える場に」と願う声も。復興祭は11月3日まで。

首里城復興祭に登場した国王と王妃役=30日午後、那覇市の首里城公園
首里城復興祭に登場した国王と王妃役=30日午後、那覇市の首里城公園

焼け残った正殿の装飾品や、補修を終えた一対の「大龍柱」を展示。見学用通路で説明パネルを見ていた地元の主婦(67)は「昔の人の思いを残し、みんなの心に響く城をじっくり考えて建ててほしい」と期待した。

政府は来年、正殿に着工し26年までに復元予定。沖縄県には総額53億円超の寄付が集まっており、正殿の木材や彫刻、装飾に充てる。26年度着工の北殿や南殿の復元にも活用する。

2019年10月31日、炎上する首里城の正殿(那覇市消防局提供)
2019年10月31日、炎上する首里城の正殿(那覇市消防局提供)
補修を終えた一対の「大龍柱」=30日午前、那覇市の首里城公園
補修を終えた一対の「大龍柱」=30日午前、那覇市の首里城公園