両陛下、和歌山の国文祭・芸文祭にオンラインでご臨席

第36回国民文化祭と第21回全国障害者芸術・文化祭の開会式にオンラインで参加された天皇、皇后両陛下=30日午後、和歌山市
第36回国民文化祭と第21回全国障害者芸術・文化祭の開会式にオンラインで参加された天皇、皇后両陛下=30日午後、和歌山市

天皇、皇后両陛下は30日、皇居・御所と和歌山県をオンラインでつなぎ、同県で開催された国内最大級の文化の祭典「第36回国民文化祭(国文祭)」と「第21回全国障害者芸術・文化祭(芸文祭)」の開会式に臨席された。

天皇陛下はお言葉で、新型コロナウイルス禍で感染対策を講じながら行われる大会が、芸術文化活動への「大きな励み」になるとした上で、「芸術文化は、たとえ困難な状況にあるときにも、私たちの心に潤いをもたらし、心豊かな生活を実現する手助けとなるもの」と述べられた。

両陛下はその後、歌舞伎役者の尾上菊之助さんや同県出身の歌手・坂本冬美さん、県民らによる舞台パフォーマンスを視聴し、画面越しに拍手を送られた。

式典後には、出演者との懇談の場も設けられ、陛下は舞台で合唱を披露した同県の高校2年の女子生徒に、「これから歌いたい歌はありますか」とご質問。皇后さまは「いろいろなことに挑戦してください」とエールを送られた。

国文祭は、全国植樹祭、国体、全国豊かな海づくり大会とともに「四大行幸啓(ぎょうこうけい)」と呼ばれる両陛下の主要な地方ご公務の一つ。今年は国体が中止となり、ほかの3行事も両陛下の現地ご訪問は見送られた。

■天皇陛下のお言葉全文 和歌山で開催の国文祭・芸文祭