衆院選 激戦の山梨1区、甲府などで最後の訴え

第49回衆院選は31日に、投開票を迎える。山梨1区では自民党前職、立憲民主党前職がほぼ横一線で並ぶ大激戦となっている。そのため各候補は、選挙活動最終日となる30日、大票田である甲府市や南アルプス市などの街頭で最後の訴えを行った。

選挙区での初勝利を目指す自民の中谷真一氏(45)は、甲府市内で有権者に支持を訴えた。リニア中央新幹線の駅が甲府市にできることから、「東京・品川から25分という利便性を生かし、中央省庁を山梨県に持ってきたいが、それにはインフラ整備を進める必要がある。実現させるための政府、県、市のパイプ役は、私にしかできない。ぜひとも勝たせていただき、山梨に恩返しさせてもらいたい」と、強調した。

立民の中島克仁氏(54)は、前回の選挙では票を伸ばせなかった南アルプス市などを重点的に回った。「新型コロナの感染拡大で経済や雇用など、人々の不安は高まっている。そのため、自殺者が増加しているが、今の政府・与党にはそれらへの危機意識が足りない。愚直だが、まじめに誠実に、ひたむきに取り組む政権を選択する重要な選挙に力を貸していただきたい」と演説した。

中谷、中島両氏の陣営では、前回の平成29年の衆院選以上に接戦となっていると分析している。そのため、選挙活動最終日の有権者へのアピールも過熱している状況だ。

NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で(略称・NHK党)の新人、辺見信介氏(57)は、JR甲府駅前南口の広場で演説し、動画配信サイト「ユーチューブ」でも、この様子をライブ配信した。「30年間、給料が上がらない社会だった。そういった問題を改革するには、国民が政治に関心を持つことが必要で、まず、選挙に行くことが重要だ」と、呼びかけた。