堺の川で魚が大量死 原因特定できず

堺市を流れる狭間川で見つかった大量のコイやフナなどの死骸(大阪府提供)
堺市を流れる狭間川で見つかった大量のコイやフナなどの死骸(大阪府提供)

29日午前9時10分ごろ、堺市北区新堀町を流れる狭間(はざま)川で「魚が大量に死んでいる」と住民から市に通報があった。市によると、コイやフナなど約50匹が死んでいるのが見つかった。魚の死骸に奇形は見つからず、簡易水質検査でも異常は見られなかった。市は「原因は特定できない」としている。

市環境対策課と大阪府事業所指導課によると、魚の死骸は大和川との合流地点から上流約1キロの場所(川幅約8・5メートル、水深約10~40センチ)で見つかった。

市の担当者は「水温の低下や水中の酸素不足などが原因として考えられるが、はっきりとは分からない」と話した。

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