軽石漂着で政府が支援 対策会議で官房長官指示

沖縄県の軽石漂着問題で記者団の取材に応じる松野博一官房長官=29日午前、首相官邸(矢島康弘撮影)
沖縄県の軽石漂着問題で記者団の取材に応じる松野博一官房長官=29日午前、首相官邸(矢島康弘撮影)

政府は29日午前、小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場(ふくとくおかのば)」の噴火で生じた大量の軽石が沖縄県などに漂着している問題で、関係省庁対策会議を開いた。松野博一官房長官は同会議で「地元としっかり連携し、要望を聞きながら迅速かつ万全の対応を取るように」と指示し、軽石の回収、船舶の安全確保、漁業被害への支援などを行う方針を確認した。

会議後、松野氏が記者団に明らかにした。被害状況については「現状は沖縄県と鹿児島県に被害が生じているが、今後の動きを注視していく」と記者団に述べた。軽石回収の費用負担など国の支援策に関しては、既存の補助金などを活用して当たる方針を示した。

対策会議は28日に設置し、初会合を開催した。岸田文雄首相は29日午前、鹿児島市で行った街頭演説で「災害復旧、軽石の除去、漁業被害に対する共済制度の活用などの取り組みを確認した」と説明した。