COP向けた結束、どこまで G20開幕へ

G20サミットでバチカンを訪れたバイデン米大統領(右から3人目)(AP)
G20サミットでバチカンを訪れたバイデン米大統領(右から3人目)(AP)

【ローマ=三井美奈】20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が30、31日にローマで開かれる。地球温暖化対策や新型コロナウイルス禍からの経済復興、途上国へのワクチン支援が議題となる。G20サミットの対面開催は2年ぶり。

サミットには、バイデン米大統領や退任を控えたドイツのメルケル首相、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領らが参加する。岸田文雄首相のほか、中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領は現地入りを見送る構えだ。

サミットの最大の焦点は温暖化対策。英グラスゴーで31日に始まる国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の成功に向けて、G20首脳がどこまで結束を示せるかが焦点となる。2015年に採択されたパリ協定は気温上昇を「2度未満、できれば1・5度以内」に抑える目標を明記しており、世界の温室効果ガスの約80%を排出するG20の動向が成否のカギを握る。

新型コロナのワクチン普及をめぐっては、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長が28日の声明で「来年半ばまでに世界人口の70%がワクチンを接種できるようにしたい」と主張した。