スーダンのクーデター「深刻な懸念」 国連安保理声明

国連本部=米ニューヨーク
国連本部=米ニューヨーク

【ニューヨーク=平田雄介】国連安全保障理事会は28日、アフリカ北東部スーダンで25日に起きた軍のクーデターに「深刻な懸念」を表明する報道声明をまとめた。実権を掌握した軍に対し、拘束した暫定政権閣僚らの即時解放や民政移管手続きの再建を求めた。

声明は、ハムドク首相が解放されたとの報道に留意しつつ、集会や表現の自由を含む人権が「完全に尊重されることの重要性」を強調。クーデターに抗議する民主派を含めた全ての当事者に対し、「暴力の行使の抑制と最大限の自制」を呼びかけた。憲法に基づく民主化プロセスを復活させるため「条件抜きの対話」を実施することも促した。