正論

「頑張れ、ブランドン!」の流行 麗澤大学准教授 ジェイソン・モーガン

麗澤大学准教授のジェイソン・モーガン氏
麗澤大学准教授のジェイソン・モーガン氏

最近、アメリカで奇妙なフレーズが流行(はや)っている。「頑張れ、ブランドン!」という短い言葉だが、その由来と意義が面白い。

生中継された「フェイク」

米アラバマ州タラデガ郡で10月2日、「NASCAR(ナスカー)」という有名な自動車レースの一つが開催された。ブランドン・ブラウン(28)という若いドライバーが優勝し、テレビ局NBCのインタビューに応じた。

アラバマ州は、圧倒的にトランプ前大統領を支持する州だ。レースを楽しむファンも保守系が多い。NBCは逆にリベラルな自称エリートを代表するメディアの一つでトランプ前大統領とその支持者を絶えず小ばかにしてきた。

それも動機になったか、ブラウンのインタビューの途中、後ろの方の観客が「バイデンはクソッタレ!」(“F*** Joe Biden!”)との罵声を大声で連呼した。しかし、NBCのリポーターは、次の質問をこう始めた。「後ろで『頑張れ、ブランドン!』(“Let’s go, Brandon!”)とお聞きになっていると思いますが」と。

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