「はくちょう丸」廃船危機乗り越え再出航 福島・猪苗代湖

運航を再開した遊覧船「はくちょう丸」=29日午前、福島県猪苗代町
運航を再開した遊覧船「はくちょう丸」=29日午前、福島県猪苗代町

福島県・猪苗代湖で長年シンボルとして親しまれながら、運営会社が自己破産し一時廃船の危機にひんした遊覧船「はくちょう丸」が29日、新会社の下で運航を再開した。新型コロナウイルス禍による客の減少で昨年4月に運航を停止して以降、事業承継や資金確保を経て新たな船出にこぎ着けた。

約50人の客が乗った第1便は晴天の中を出航。新会社、猪苗代観光船の渡部英一社長は桟橋から見送り、「全国から寄せられた支援のおかげで再開でき感無量だ」と話した。

運航を再開した遊覧船「はくちょう丸」=29日午前、福島県猪苗代町
運航を再開した遊覧船「はくちょう丸」=29日午前、福島県猪苗代町

当面は毎週金、土、日曜と祝日に1日3回運航する。約35分の船旅では磐梯山や湖の眺めを楽しめる。もう1隻の「かめ丸」は12月、レストラン船として再開する予定。