9月求人1・16倍に改善 失業率2・8%で横ばい

9月の有効求人倍率は1・16倍で、2カ月ぶりに改善=1日、大阪市北区(前川純一郎撮影)
9月の有効求人倍率は1・16倍で、2カ月ぶりに改善=1日、大阪市北区(前川純一郎撮影)

厚生労働省が29日発表した9月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0・02ポイント上昇の1・16倍で、2カ月ぶりに改善した。全国的に新型コロナウイルスの感染が収まり、製造業などで求人数が回復。緊急事態宣言などが続いていた地域では、解除後の求人増に期待し、10月1日以降に求職活動を繰り延べる人も多かったとみられる。

総務省が同日公表した9月の完全失業率(同)は、前月と同じ2・8%で2カ月連続の横ばいだった。完全失業者数は前年同月比18万人減の192万人だった。

有効求人倍率は求職者1人当たりの求人数を表す。都道府県別の倍率は、最も高い福井が1・85倍。最も低いのは沖縄の0・73倍だった。