京葉線の新駅名は「幕張豊砂」 JR東が駅名公募

京葉線の新駅「幕張豊砂」駅舎の外観イメージ図(JR東日本千葉支社提供)
京葉線の新駅「幕張豊砂」駅舎の外観イメージ図(JR東日本千葉支社提供)

JR東日本千葉支社は29日、JR京葉線(東京-蘇我)の新習志野―海浜幕張間で令和5年春に開業予定の新駅の名称を「幕張豊砂(まくはりとよすな)」に決めたと発表した。駅名は6月1~30日、千葉市に在住、在勤、在学者を対象に募った。JR東の駅名公募は山手線に昨年3月、開業した「高輪ゲートウェイ」以来2例目で、千葉支社が駅名を募集するのは初めて。

新駅は、新習志野駅から約1・7キロ、海浜幕張駅から約1・7キロの千葉市美浜区豊砂のイオンモール幕張新都心の近くに設置される。幕張新都心のさらなる発展のためとして、平成29年12月に設立された千葉市と県、イオンモールで構成する「幕張新都心拡大地区新駅設置協議会」が準備を進めてきた。

千葉支社によると、駅名には総数1万4715件、4371種類の応募があり、最多は「幕張新都心」(1887件)。次いで、「新幕張」(482件)、「幕張ゲートウェイ」(303件)、「美浜」(289件)、「まくはり新都心」(203件)など。「幕張豊砂」は13位で104件だったが、当初から応募数による決定ではなく、社内でふさわしい名称を決めるとしていた。

新駅名「幕張豊砂」を発表するJR東日本の中川晴美千葉支社長=29日、千葉市中央区(平田浩一撮影)
新駅名「幕張豊砂」を発表するJR東日本の中川晴美千葉支社長=29日、千葉市中央区(平田浩一撮影)

同支社では「幕張豊砂」は、新駅名は古くからの地域名である「幕張」を冠し、利用客の分かりやすさを意識するとともに、「豊砂」を加えることで周辺住民に愛着を持っていただきたいという思いを込めているとしている。中川晴美支社長は、「新しい駅が新規の未来を切り開いていくシンボルとなり、町全体の発展に寄与することを願っている」と話した。

千葉市の神谷俊一市長は、「『幕張豊砂駅』が地域や幕張新都心を訪れる人に愛着と親しみを持って呼ばれ、新都心全体の利便性や回遊性の向上に寄与する駅となることを期待している」とコメントした。