熱海土石流、静岡県警が家宅捜索続行 県は資料を任意提出

家宅捜索に入った元幹部の関係先から押収物を運び出す静岡県警の捜査員ら=28日午後5時33分、神奈川県小田原市
家宅捜索に入った元幹部の関係先から押収物を運び出す静岡県警の捜査員ら=28日午後5時33分、神奈川県小田原市

静岡県熱海市で7月に発生した大規模土石流で県警は29日、起点となった土地での盛り土に関わったとされる不動産管理会社(神奈川県小田原市、清算)への家宅捜索を続けた。28日に続き2日目。関連資料を押収し、盛り土造成と土石流発生との因果関係を調べる。

関係者によると、静岡県は既に任意で関連資料を提出した。

土石流で母親(77)を亡くした瀬下雄史さん(53)=千葉県=が、業務上過失致死の疑いで不動産管理会社の元幹部を、重過失致死の疑いで、平成23年に起点の土地を取得した現所有者をそれぞれ刑事告訴。いずれも盛り土崩落の危険を認識していたと訴えている。

土石流は7月3日に発生した。これまでに26人が死亡し、依然1人の行方が分かっていない。