統合案の可否「僅差」、午後4時めど判明 関西スーパー総会

関西ス-パーの臨時株主総会会場に入るオーケーの二宮涼太郎社長=29日午前、兵庫県伊丹市(前川純一郎撮影)
関西ス-パーの臨時株主総会会場に入るオーケーの二宮涼太郎社長=29日午前、兵庫県伊丹市(前川純一郎撮影)

関西スーパーマーケットが阪急阪神百貨店を運営するエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリンググループとの統合案を諮る臨時株主総会が29日、兵庫県伊丹市内のホテルで行われた。

午前10時に始まった総会はまず関西スーパー側が統合案を説明。その後に行われた株主との質疑応答は午後1時半過ぎに終わり、採決に入った。総会は集計のため休憩に入り、結果は午後3時過ぎに判明する見通しだったが、集計に時間がかかっており、午後4時をめどに発表される方向となっている。

関西スーパーの福谷耕治社長は「午後3時となりましたが開票がまだ最終段階に入っておりません。非常に僅差でございます。誠に申し訳ございませんが、再度1時間程度時間をいただきまして、再度、投票結果について皆さんにお伝えさせていただきたい。午後4時ということでご協力をお願いします。慎重を期するためにもお時間をいただきたい」と述べた。

質疑応答では、関西スーパーの店舗をよく利用しているという男性株主から、H2Oとの統合による従業員の労働環境の変化を不安視する声が上がった。

関西スーパーの福谷耕治社長は「(同社の)労働組合からも統合案に賛成の表明があった。関西を基盤とするスーパー同士の統合なので、従業員には安心感があると理解していただいている」と強調。

「従業員の労働条件を守り、これまで培った従業員の経験や技術を生かす。従業員はポジティブな考え方でこれからの仕事に邁進(まいしん)できると思っており、これまで以上の労働環境となるようにしたい」と話した。

統合案に反対の別の個人株主の男性は、関西スーパーとH2O傘下のスーパー2社の業績はいずれも厳しい状況だと指摘。「プロ野球で例えれば万年Bクラスの下位球団が統合し、Aクラスを目指すというのは信じられない」と批判した。

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