「3県境」プレート復活 夏に盗難、厚意で再設置

栃木、群馬、埼玉の県境に再設置された「3県境」を示す金属製のプレート=29日午前
栃木、群馬、埼玉の県境に再設置された「3県境」を示す金属製のプレート=29日午前

盗難に遭ったとみられ、8月に紛失した栃木、群馬、埼玉の「3県境」を示す金属製プレートが29日に再設置され、関係する栃木県栃木市、群馬県板倉町、埼玉県加須市の3市町がお披露目式を開いた。盗まれた〝初代〟を製造していた福岡県の事業者「カクマル」と、地元の測量会社が厚意で無償提供した。

全国的にも珍しく平地にあり「気軽に行ける県境」として観光スポット化。プレートは呼び水になっていた。再設置される2代目は円形の直径8センチで、形状、サイズともに先代と変わらない。

式典で、3市町長が手を携えながらコンクリート柱にプレートを置くと拍手がわき上がった。栃木市の大川秀子市長は「3県境は地域の宝。協力してくれた人たちに感謝する。多くの人に訪れてほしい」と述べた。

栃木市は盗難の疑いで被害届を提出。栃木署は「捜査中」としている。