中部空港で自動運転実験 バス2台を遠隔監視

中部空港の制限区域を自動運転で走行する小型バス=29日午前、愛知県常滑市
中部空港の制限区域を自動運転で走行する小型バス=29日午前、愛知県常滑市

NTTドコモや愛知製鋼などの企業グループは29日、中部空港(愛知県常滑市)で小型バス2台を遠隔監視し、自動運転を行う実証実験を公開した。将来的に自動運転車両を活用して空港周辺施設の間を常時移動できる仕組みの構築を目指す。

2台のバスはそれぞれ空港の制限区域の約4キロと、総合物流地区の約3・5キロのコースを走行。走行中の様子は、バスに取り付けられたカメラを通して空港ビル内にいる監視員に伝えられ、2台同時に管理した。

中部空港ビル内で自動運転のバスを管理する監視員=29日午後、愛知県常滑市
中部空港ビル内で自動運転のバスを管理する監視員=29日午後、愛知県常滑市

衛星利用測位システム(GPS)の電波が届きづらい場所には小型磁石を道路上に敷設。バスに搭載したセンサーが磁気を検知し、正確な位置情報を取得できる。

29日の実験では愛知県の大村秀章知事が試乗し「より実用化に近づいている」と感想を述べた。11月1~3日には飛行機を降りた一般の旅客も乗せて実験する。