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ジェスチャーを面接で実践するメリットとは

スーツ姿で会社説明会の会場に入る学生ら=3月1日、大阪市住之江区
スーツ姿で会社説明会の会場に入る学生ら=3月1日、大阪市住之江区

模擬面接などをした際、身ぶり手ぶりをして面接をした学生は多いのではないでしょうか。しかし、悪かった点の一つとして身ぶり手ぶりを指摘されてしまい、面接では過度に意識してしまう人がいます。どこまでは大丈夫なのか。そもそも身ぶり手ぶりをしていいのかなど、表現の仕方で悩んでいる人もいると思いますので、「ジェスチャー」の効果とカラクリについてご紹介します。

一般的に、「ジェスチャー」は自分の気持ちや感情を表現する一つとして認識していると思います。この「ジェスチャー」を上手に使うことで伝えたいことを強調することが可能になります。

よくも悪くもですが、例えばナチスドイツ時代に、ハヌッセンという奇術師(現在でいうメンタリスト)が人心掌握術の手段の一つとして、ヒトラーに教えたのが「ジェスチャー」です。ヒトラーが実践していたのは、ただのジェスチャーではなく「大げさなまでのジェスチャー」です。

スピーチの中で拳を思い切り突き上げるようなアクションをとり、熱くなるようなメッセージを送ることで、人々は鼓舞され支持するようになったとされています。

シチュエーションは違いますが、基本的には面接でも同じです。内定を獲得するためには、言いたいことを伝えるだけでなく、自分の気持ちや熱意を面接官に表現することが重要です。例えとして紹介したヒトラーのような「大げさなまでのジェスチャー」は不自然な印象を与えたり話した内容が伝わりにくくなってしまうので面接ではする必要はありません。ただ自然なジェスチャーは熱意を伝えやすくなります。「ジェスチャーをしてはいけない」と気にしすぎると自分らしさを失うことにつながりますので、自然に表現すればよいと覚えておきましょう。

話す内容だけでなく、抑揚や声の大きさを含め「ジェスチャー」は戦略的に意図的に表現するのは高等テクニックの一つです。「ジェスチャー」を用いて学生時代に頑張ったことや自己PR、志望動機を話すことで、本気度を評価され、内定を勝ち取った例は数多くあります。面接ではジェスチャーを効果的に活用しましょう。

(「内定塾」講師 齋藤弘透)

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