スーダン、駐米大使ら罷免 軍のクーデターを批判

25日、スーダンの国営テレビを通じて演説する統治評議会のブルハン議長(スーダンTV提供、AP)
25日、スーダンの国営テレビを通じて演説する統治評議会のブルハン議長(スーダンTV提供、AP)

AP通信は28日、軍がクーデターを起こしたスーダンの最高実力者ブルハン元統治評議会議長が、米国やフランス、中国などに駐在するスーダン大使ら少なくとも6人を罷免したと伝えた。大使らは軍による実権掌握を受け入れられないと批判する声明を発表していた。

世界銀行は27日、クーデターが「社会、経済的な回復と発展に多大な影響を与える」として、スーダンへの融資を停止すると表明。既に7億ドル(約800億円)の援助停止を決めた米国のほか、欧州連合(EU)も財政支援停止を警告しており、国際的な圧力が強まっている。

ブルハン氏は25日、経済学者出身のハムドク首相率いる暫定政府の解体を宣言。ハムドク氏は一時拘束され、現在も自宅軟禁下にあるとみられている。米国などは暫定政府に正統性があるとし、支持を表明している。(共同)