三菱電機、最終利益2倍超 検査不正で追加損失の恐れ

三菱電機本社が入るビル前の看板=東京都千代田区(鴨川一也撮影)
三菱電機本社が入るビル前の看板=東京都千代田区(鴨川一也撮影)

三菱電機が28日発表した令和3年9月中間連結決算は、最終利益が前年同期比約2・2倍の1048億円だった。工場の自動化設備の販売が好調で、4年3月期の最終利益予想も上方修正した。鉄道車両用機器の検査不正に関しては、点検費用を盛り込んだが、今後の調査結果によっては想定を上回る「損失が発生する可能性がある」とした。

中間決算の売上高は12・4%増の2兆1383億円、営業利益は約2・2倍の1378億円だった。スマートフォン関連企業の設備投資拡充で、自動化設備の需要が伸びた。欧米向けの空調機器の売り上げも堅調だったが、半導体不足による自動車減産は自動車機器事業の重荷となった。

4年3月期業績予想は円安効果も重なって売上高を4兆5千億円に、最終利益を2200億円にそれぞれ引き上げた。

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