欧州中銀、大規模緩和維持 感染拡大懸念、景気下支え

欧州中央銀行(ECB)本部=ドイツ・フランクフルト(ロイター)
欧州中央銀行(ECB)本部=ドイツ・フランクフルト(ロイター)

欧州中央銀行(ECB)は28日に理事会を開き、大規模な金融緩和を維持することを決めた。新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念は消えず、景気下支えを続ける必要があると判断した。政策金利も据え置くことを決めた。

欧州連合(EU)統計局が20日発表したユーロ圏19カ国の9月の消費者物価指数(HICP)は3・4%上昇し、2008年9月以来13年ぶりの上げ幅を記録。ECBが目標とする2%を3カ月連続で上回った。

ECBは9月の理事会で、コロナ対策で実施する追加金融緩和の資産購入ペースを減速させることを決めた。資産購入枠1兆8500億ユーロ(約244兆円)を活用し、少なくとも22年3月末まで買い入れを続ける方針は維持した。(共同)