12月の電気・ガス料金、全社が値上げ 4カ月連続、燃料高を反映

電力大手10社が28日発表した12月の家庭向け電気料金は、11月と比べて全社が値上がりとなった。火力発電の燃料となる液化天然ガス(LNG)などの燃料価格の上昇を反映した。足元の燃料価格の動きが電気料金に反映されるのは数カ月先のため、電気料金の上昇傾向は当面続きそうで、暖房需要が膨らむ冬場に向けて家計には逆風となる。

都市ガス大手4社も12月は全社が値上がりとなる。電力・ガス全社での値上がりは4カ月連続。

標準的な家庭の12月の電気料金は、東京電力が11月と比べて114円高い7485円、中部電力が127円高い7153円、関西電力が89円高い7096円―など。大手10社の12月の料金を1月と比べると18・5~9・0%の上昇となる。

12月のガス料金は、東京ガスが11月と比べて80円高い5015円、大阪ガスが86円高い5709円―など。大手4社の12月の料金を1月と比べると16・7~10・3%の上昇となる。

12月の電気・ガス料金は今年7~9月に輸入したLNGなどの燃料価格を反映して算出した。10月の燃料価格高騰の影響は来年1月以降の電気料金に反映されるため、電気料金はしばらく上昇傾向が続くとみられる。