「宇宙は無限の可能性ある」 ISS滞在の星出さん、帰還前会見

地球帰還前に、国際宇宙ステーションで取材に応じる星出彰彦さん(JAXA提供)
地球帰還前に、国際宇宙ステーションで取材に応じる星出彰彦さん(JAXA提供)

国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中で、11月に地球へ帰還する予定の星出彰彦(ほしで・あきひこ)飛行士(52)が28日、オンラインで日本の報道陣と会見し、自身3度目となる宇宙での滞在について「多くの場面で(他国の飛行士ら)みんなと笑えたのが印象に残っている」と振り返った。

星出さんは今年4月に米国の民間宇宙船クルードラゴンでISS入り。ISSでは日本人2人目の船長を務め、9月には新たな太陽電池の設置に向けた架台の取り付け作業など7時間近くにわたる船外活動を成功させた。

今年9月には、宇宙飛行士以外の民間人だけで地球を周回する世界初の宇宙旅行が実現するなど、宇宙観光ビジネスが本格化しつつある。これに関し、星出さんは、民間人や企業の宇宙進出を歓迎しつつ、「より多くの人に宇宙での文化を作ってほしい」と語った。

また、新たな日本人宇宙飛行士の募集も予定されているが、「宇宙は無限の可能性が広がっている。一緒に仕事ができる仲間を楽しみにしている」と応募を呼び掛けた。