プロ野球パ・リーグで27日、オリックス・バファローズが25年ぶりに優勝したことを受け、オリックスファンとして知られる松竹芸能所属のお笑い芸人3人が、同事務所を通じて祝福のコメントを発表した。お笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右さんは「”優勝”えっホンマ!? そんな気持ちです」としつつ、チームを指揮した中嶋聡監督や選手たちをたたえた。
コメントは次の通り(ヤマカッコ=<>=内は編注)。
ますだおかだ・岡田圭右さん「ワォ!!」
“優勝”えっホンマ!? そんな気持ちです。今シーズンは、ファンにとっては夢のような日々。これを演出してくれたのは中嶋カントク!! 選手、そしてチームががらりと変わった。まさに「中嶋イリュージョン」ワォ!!
笑福亭松喬さん「松鶴と米朝が合体して…」
逆転、満塁、優勝決定ホームランを打ったチームと打たれたチームが合併する。信じられないニュースだった。「守りの野球」のオリックスと「いてまえ打線」の近鉄が1つになる。例えると松鶴と米朝が合体したようなもの<六代目笑福亭松鶴と三代目桂米朝は「上方落語四天王」と呼ばれ、上方落語界を牽引した>。
不安は的中。豪快な松鶴の芸が消え、緻密な米朝の運びが粗雑になった。打てない、守れない。一方、オリックスと近鉄のファームの寄せ集めでスタートした楽天が猛練習の末、優勝を果たした。「合併」という言葉が大嫌いになった。
昨年の最下位からの優勝は奇跡ではない。山本由伸が日本のエースとなり、杉本裕太郎が大化けし、紅林が大活躍。吉田正尚に育てられた宗がレギュラーに定着。中嶋聡監督のもと、見事に優勝をつかみ取ってくれた。
「がんばろう神戸」で優勝した平成7年。エースの野田浩司が1試合19奪三振の日本記録を作った。その時の捕手が中嶋聡監督。「マリンスタジアムの強風でフォークが無茶苦茶落ちた。とるのに必死だった」。中嶋はん、25年ぶりによくぞ優勝をつかみ取ってくれました。おおきに! 天国から上田監督の「ええで、ええで」の声が聞こえてきます。
チキチキジョニー・石原祐美子さん「まさに全員で勝つ!!」
かなうべき夢の先へ!ついに!ついに!ついに!リーグ優勝!!
決まった瞬間、うれしすぎて脇ちぎれました!!(オリックスの最終戦、仙台まで応援に行って、まさか今日は楽天をこんなに応援することになるとは!)
ほんとうにおめでとうございます!!
ファンの応援も、引退した西浦選手の想いも、主力選手が離脱する逆境ですら、すべてを力に変えて全力でプレーする選手のみなさんの姿に感動して何度涙を流したことでしょう。
まさに全員で勝つ!!
いつもやさしくしてくださる先輩ファンの方々や球団職員さんにも、どんな時も応援を引っ張ってくださる私設応援団のみなさんにも感謝の気持ちでいっぱいです!!
オリックスファンになって、ほんとうによかったーーー!!
ありがと!ありがと!バファローズ!!
よくやった!よくやった!バファローズ!!
CSも、絶対勝つぞ!バファローズ!!