日大への補助金交付は「保留」 私学事業団

日本大学本部=9月8日、東京都千代田区(納冨康撮影)
日本大学本部=9月8日、東京都千代田区(納冨康撮影)

東京地検特捜部に背任容疑で元理事が再逮捕された日大について、文部科学省の外郭団体で私学助成を担う日本私立学校振興・共済事業団は27日、今年度分の補助金の1度目の交付を「保留」とすることを決めた。補助金は毎年度、12月と3月の2回に分けて交付されており、今後の審議で不交付や減額と判断される可能性がある。

交付の保留は27日に開かれた事業団の運営審議会で決まった。管理運営が不適切な可能性があり、捜査状況や大学の対応を引き続き確認する必要があることなどが理由。来年1月以降に開かれる次回の審議会で、最終的に判断される。

補助金は学生数などに応じて配分され、日大は昨年度、早稲田大(約92億円)に次いで2番目に多い約90億円の交付を受けた。平成30年度にはアメリカンフットボール部の反則問題を受けて減額されている。