漫才コンビ「ミキ」の投稿 2審も委託料支出は適法

大阪地・高裁=大阪市北区
大阪地・高裁=大阪市北区

京都市が業務委託した広告と明示せず、吉本興業所属の漫才コンビ「ミキ」に市をPRするツイートを投稿させたのは違法な支出として、市民2人が門川大作市長に対し委託料420万円を市に返還するよう求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は27日、適法と判断した。1審京都地裁判決を支持、市民側の控訴を棄却した。

市民側は、投稿は口コミを装った「ステルスマーケティング(ステマ)」に当たると主張。山田明裁判長は、市とコラボしたポスターを掲げるなどの投稿内容から「市から便益を受けていると推測し得る」と退けた。

今年4月の1審判決によると、ミキの2人は平成30年10月、市と吉本興業との契約に基づき「京都国際映画祭」などを紹介するツイートを4回投稿。市は令和元年5月、投稿の対価100万円を含む委託料を支払った。