秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまが26日、お相手の小室圭さん(30)と結婚して皇室を離れられる。交流のあった関係者からはお祝いの言葉とともに、これまでの皇族としてのご活動に感謝の声も寄せられた。
「どうか、お幸せになっていただきたい」
秋篠宮さまと研究を通じて長年交流があり、幼少期の眞子さまを知るアブドラ国王科学技術大学(サウジアラビア)の五條堀(ごじょうぼり)孝・特別栄誉教授(70)はこう述べ、ご結婚を静かに祝福した。
思い出すのは、研究のための地方視察などにたびたび幼い眞子さまを伴い、自ら手を引いて案内されていた秋篠宮さまのお姿だ。「眞子さまにもご自身の目で見て、触れて学ばせるということを大切にされていたのではないか」と振り返る。
今年6月、新型コロナウイルスに関する秋篠宮ご一家へのオンライン進講の場で、成長された眞子さまと久しぶりに「再会」した。「社会の出来事に広く関心を持たれていることが分かり、即答できないような鋭い質問もいただいた。ご両親の教えもあり、立派な成年皇族になられたと、感慨深かった」と語る。
ご結婚について、「お父さまと同じく、明晰(めいせき)な考えをお持ちの方。お立場も含め、さまざまなことを考えられた上のことでは」とおもんぱかる。「幸せを求めるのは、どの親も子も、同じではないだろうか」と寄り添った。