セ・リーグは26日、優勝へのマジックナンバーを「2」としていた首位ヤクルトが横浜スタジアムでのDeNA戦に勝ち、その後、2位の阪神が甲子園球場で中日に敗れたため、ヤクルトの優勝が決まった。高津監督の一問一答は以下の通り。
--胴上げされたときの気持ちは
「開幕してからここまでたくさんいろんなことがあったので、ほっとした気分と、選手が一生懸命頑張ってくれた成果だと。気持ちよく胴上げしてもらいました」
--今日の試合に勝って、甲子園の試合の結果を待っていた
「まず最初にわれわれが勝つことが一番だと思っていた。(阪神)タイガースの勝敗は気になったが、その前に、今年を象徴するようないい打線のつなぎと、いいピッチャーのつなぎといい形で今日取れたのがよかった」
--優勝後、選手にはどんな声をかけた
「本当におめでとうと。選手の頑張りが全てなので、心からおめでとうと言いました」
--今日の試合もだが、リリーフ陣、先発陣、投手陣、良く投げた1年だったのでは
「良く打線が注目されるが、先発投手から投手力がここ数年から今年にかけてすごくアップしたのが今年勝てた要因かなと思う。チーム一丸となって打線もつないでいく投手もつないでいくという、つなぎの野球ができた」
--2年連続で最下位の悔しさもあったと思う。選手たちの成長はどう感じている
「今年のキャンプ入る前日に、2年連続最下位の悔しさを持って今季入っていこうと話した。1年、首位に立つ時間は、1カ月ほどで短かったが、悔しいスタートになったが、その悔しさをずっと胸にもって選手が一生懸命戦ってくれた結果だと思う」
--選手に伝えた「絶対大丈夫」という言葉があった。待っていたファンに一言
「絶対大丈夫です。われわれは絶対にどんなことがあっても崩れません。ありがとうございました」
--2001年以来、20年ぶりの日本一に向けての挑戦になる。意気込みを
「今はまだ勝ったばかりでその先までなかなか考えられないが、このチャンスは絶対に逃すものではない。われわれの野球を、スワローズの野球をこれからもやっていきたい」